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地の最果てには、陽の沈まぬ国があるという。ならば海の先には何がある?
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『水分けて』のつ
『水分けて』のつ

つと言えば、津田雅美でしょう。
『彼氏彼女の事情』が代表作であり、一番の人気作でしょうか。アニメにもなって、花ゆめの作品ですが、男の子も知っていたりしますよね。アニメの監督がエヴァを手がけた人だと言うこともあるかもしれませんが。菜花は生憎、アニメは見ていないのでそちらの感想はいたしません。
21巻も続いたお話で、途中で絵柄が変わったりとありましたが、嫌いな変化ではなかったので良かったです。ただ変化後かな?雪野と総一郎がそーいう関係に(健康な高校生ですものねー(笑)なったとき、絵柄の雰囲気的に、ちょっと首を傾げたかな。内容と絵柄の雰囲気に齟齬を感じたのです。ま、菜花の印象だけですので、他の方はどう感じられたのか知りませんが。
登場人物も個性のある人たちばかりで、もちろん主人公の個性が飛びぬけているのですけど、それに負けることないくらい。また、個々の人物の人生にもところどころで触れていて、お話が停滞することなく楽しめました。個性もそうですが、色々な形の考え方、恋愛模様が描かれていましたね。
菜花が総一郎の実父が出てくるあたりが好きです。物語の山場で暗く辛いシーンも多いのですが、好きなエピソードが沢山あって、良いです。怜司のコンサートで一馬が歌いだしちゃったり、怜司が総一郎にウィスキーの味を教えているシーン、怜司とその兄総司が一緒にお酒を飲むところ。・・・全部お実父さん関連だわ(笑)うふふ~でも実父、もろ好みですのでしょうがない。苦しんで苦しんで、悩みぬいた末に望みを見出した人って、素敵です。
カレカノ以外でも、良い作品は多いです。ちょうどこの作品の前か、同時期くらいの『ブスと姫君』、『天使の棲む部屋』とか。雰囲気の違う作品ですが、好きで何度も読み返しました。
カレカノ終了後では、『eensy-weesnyモンスター』がお気に入り。それから今連載中ですが、『ちょっと江戸まで』
たまに、これはいまいち、と言う作品もありますが(苦笑)まぁ、これは個人の好みの問題なので仕方がないですが、どの作品も面白いです。菜花の好みの傾向としては、連載物になると気に入る率が高くなりますね。あとは短編でも、何人かの登場人物をそれぞれ中心に添えてシリーズのようにしたものとか。
この方の作品は、台詞だけでなく、絵の視点を変えることで色々な事を伝える事の出来るものですね。静止画のはずなのに、スピード感を感じさせるシーンとか。台詞がまったくなくても、ないからこそ伝わりやすい感情とか。すごく、上手に表現されます。
菜花は下手の横好きで文章を書いていますが、目に見える形で表現できる漫画っていいなぁ、と思います。

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