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地の最果てには、陽の沈まぬ国があるという。ならば海の先には何がある?
『下り立ち植ゑし』のた

『下り立ち植ゑし』のた

田中芳樹をご紹介したいと思います。ご存知の方も多いかと思いますが、菜花も表のBlogでちょこちょこ言及していたりする方です。あとお話の書き方で、比喩表現とかで参考というか影響を受けた方です。
長いお話が多いですが、今まで読み返えした回数は一番じゃないかと思います。
最初の出会いは小6か、中学くらいです。田中芳樹の代表作『銀河英雄伝説』を手に取ったのが始まりです。あーもーすごい読み返したなぁ、これ。唐突に読みたくなるんですよね。
スペースオペラですが、王制と民主制と自治制の3つの勢力争いが土台としてあるのですが、一番は人間模様。策を弄したり、裏切りや愛憎もありと、多種多様な生き様はすごいと思いました。
ただ戦争物でもあるので、主要キャラも死んでいきますし、というか最後には主役(2人います)も死んでしまうので、人死にが苦手という方にはお勧めできません。菜花も人死には苦手ではあるのですが、戦争物で死人が出ないことほど不自然なものはないので、こういうお話ではOKです。
だが、あえて言おう。ジークフリード・キリヒアイスは早死にしすぎだったと!!
あーん、ジーク好きだったのに(泣)
銀英伝はコミックでもアニメにもなっているので、小説はちょっとと言う方はこちらをご覧になってもよいかと思います。どちらも質の良い作品です。
それから同じようなスペースオペラ物で『タイタニック』という作品がありますが、確か完結していません、銀英伝を読んでからこっちを読むと、やはり銀英伝の焼き直し的な印象がぬぐえないので、興味がある方は、という程度のお勧めとなります。
主人公の政治に対しての考え方と言うか権力者に対しての反応とかが、二番煎じに思えてしまうんですよね・・・。この辺は、田中氏の作品ではどれでも似た部分があるのでしょうがないと言えばしょうがない。
他のお勧めはアルスラーン戦記、薬師寺涼子の怪奇事件簿、創竜伝です。この作者の中では横道な作品ですね。ただどれも完結してないのが痛いところ。そして新刊発行のペースがすごく遅い。薬師寺は1話完結なので、初めて読んでみようと思うなら手に取りやすいかと思います。
アルスラーン戦記と創竜伝もすごく面白いのでお勧めなんですが、最近続きが出てないのがネックです。
上記以外も色々と作品がありますので、ご興味のある方はお手に取って頂けたらと思います。
中国物とかも書かれていますが、意外と読みやすかったですよ。立ち読みしただけですが(苦笑)

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