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地の最果てには、陽の沈まぬ国があるという。ならば海の先には何がある?
『群苗』のへ
『群苗』のへ

へから始まる作家さんで、読んだことのある方が見つかりませんでした・・・。もともとへから始まる名前が少ないんですよね。
ということで、番外的にネット小説から菜花が読んだお話をご紹介します。
小説家になろうのR18サイトのムーンライトノベルズの作品から。
完結したもので、じっくり読むのに向いたお話をご紹介いたします。
ムーンライトノベルズに掲載されていますので、お手数ですが検索してください。
実は読んでいるときは気づかなかったんですが、ご紹介する作品は同じ作者の作品です。

『月の水』 月夜様
<あらすじ抜粋>
司法界、軍務界、精霊神界という三つの柱に支えられているというパルシュ国。その軍務界の金獅子将軍ガーランド・ゲルス・アルトゥニス侯爵と、精霊神界5人の最高神官のひとり、青の神官シルフィールとの政略結婚が決まったところから物語は始まります。
基本溺愛状態でお話は進むのですが、第1章はガーラントがシルフィールを疎ましがったり(別の女性との絡み有)、すれ違ったりとごたごたしますが、素直になったら溺愛一直線(笑)
ただシルフィール自身に色々問題があり(精神的・身体的両方)、そうそう思う通りにムーンな展開にならないのですが。哀れガーランド。
だんだんとお話が進むにつれ、国内での力関係による駆け引きや、隣国との軋轢など、政治的な部分も出てきます。ガーランドは将軍ですので、戦争にも行きます。戦争の描写も生々しく、泥臭い部分もありますが、上っ面な綺麗ごとばかりのお話とは一線を画した表現力です。
まぁ、最終的には色々あったけどハッピーエンド、と綺麗な形に収まるのですが。そのへんは読んでからのお楽しみで。



『雪原の月影』 月夜様
!!注意!!BLです。かつ濃厚な性描写があります。苦手な方、嫌いな方はご覧にならないでください。
BLがもし受け付けない方は、NLに変更された同題名で小説家になろうで連載されています。主人公(エルンスト)が女性になって、性描写がなくなっています。
<あらすじ抜粋>
17の国と5つの種族で構成されている世界。シェル郡地リンス国の皇太子エルンストは病に冒され、その位を剥奪される。そんな彼が最貧領地メイセンの領主となり、伴侶のガンチェを得、いかにしてメイセンの地を豊かにしていくか、という物語です。あらすじからは内政ものと思われるかもしれませんが、中心にはエルンストとガンチェの溺愛(笑)がある感じです。
世界観がすごく独特です。住んでいる人種も多種多様なら、土地(国)の特徴も様々です。地に足をつけるとすごい重力がかかるとか、色々詳しいことは作中でご確認ください。
人種が違えば寿命も違い、平均寿命200年のクルベール人のエルンストと、戦闘力を誇るダンベルト人のガンチェの平均寿命は100歳くらい。最後は生き別れ、エルンストが残されてしまうのですが、必ず迎えに来るというガンチェの言葉通り、最終話ではお迎えがきます。ガンチェが亡くなるシーンからエルンストにお迎えがくるまでの数話が、とてもお気に入りです。
先に紹介したお話とまた違って、さまざまな立場の多くの人が出てくることで考え方も多様で、重厚なお話だと思います。
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