『群苗』のむ
『群苗』のむ
お久しぶりの雨降り歌です。
『む』というと向田邦子、群ようこ、村上由佳とかでしょうか。最後の方は、数冊しか読んだことがないのでご紹介できるほどではないんですが。
群ようこは大学のときにすごいはまりまして、この方の作品は小説ではなくエッセイが主ですが、そこに書かれる人たちがも~笑える人たちで(笑)抱腹絶倒ものでした。ご興味ある方はご覧ください。
さて、ここでご紹介するのは向田邦子氏を。
実はこの方、菜花の出身校の大先輩にあたります。大学の図書館に小さなスペースですが特設がありました。こう書くと出身校やらがバレバレですが、これを読んでお分かりになった方はしーっ(内緒)!ということでお願いします。学科は違いますしね。
昭和時代の作家兼脚本家です。エッセイストでもあります。余談ですが、この方の作品の引用をとある方がGHの作品で書かれた方がいて、おぉと思わず普段めったにしない感想を差し上げたことがあります(笑)
もっとも、どちらかというと脚本家としての活動が世間には、評価されている方でしょうか。
たいてい、夏の終戦記念日頃に、この方の作品をドラマ化しています。今年もTVでやるのかな?もし見かけたら、ご覧になってみてください。有名なドラマで『寺内貫太郎一家』を書かれた方です、と言えばご興味がわくかしら。
お亡くなりになったのが若く51歳で、中国での飛行機事故だったと記憶しています。
中学の国語の先生が、この方のことを授業中「もっと作品を書いてほしかった人です」と、ぽろりとこぼしていたのを覚えています。
その後、高校でふと手に取ったのがこの方の作品でした。どの作品かは忘れてしまったのですが、戦中戦後と時代も古くとっつきにくい時代が書かれているのに、何の苦も無く読むのに夢中になりました。図書館にある作品をすべて読んで、中学の先生の言葉を実感したものです。
で、大学進学してから、その大学が彼女の出身校だと知り、中高大と不思議と縁を感じて親しみを(一方的に)もっている方です。
エッセイなども、戦争の影響を受けた昭和時代を描かれています。特に、典型的な亭主関白の父親の姿はあの時代らしさなのか。色々と好きに生きた父親だったようですが、不器用ながら家族を大切にしている姿も描かれていました。
私の印象に残ったのは、疎開に行った末の妹さんが病気になり戻ってきたとき、恥も外聞もなく泣いて抱きしめたという姿です。どの本に載っているのか忘れてしまったので、もしご存知の方がいれば教えてください。時々読みたくなるんですよね。
ちなみに、菜花が一番好きなのは実は小説でもエッセイでもなく、『向田邦子の恋文』です。実はこれは向田氏が書き綴った恋文を妹さんが纏められたものです。向田氏は生涯独身だったのですが、その理由がこの本からわかります。まぁ好きな理由はそういう下世話な好奇心ではなく、ただ書き綴られた恋文から感じ取れる向田邦子氏のお人柄がすごく素敵だなぁ、としみじみ感じるからなのですが。
この本をもとにテレビドラマ化(主役:山口智子)したこともあるので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
もし、ご興味がわいたようでしたら一読してみてはいかがでしょう。
お久しぶりの雨降り歌です。
『む』というと向田邦子、群ようこ、村上由佳とかでしょうか。最後の方は、数冊しか読んだことがないのでご紹介できるほどではないんですが。
群ようこは大学のときにすごいはまりまして、この方の作品は小説ではなくエッセイが主ですが、そこに書かれる人たちがも~笑える人たちで(笑)抱腹絶倒ものでした。ご興味ある方はご覧ください。
さて、ここでご紹介するのは向田邦子氏を。
実はこの方、菜花の出身校の大先輩にあたります。大学の図書館に小さなスペースですが特設がありました。こう書くと出身校やらがバレバレですが、これを読んでお分かりになった方はしーっ(内緒)!ということでお願いします。学科は違いますしね。
昭和時代の作家兼脚本家です。エッセイストでもあります。余談ですが、この方の作品の引用をとある方がGHの作品で書かれた方がいて、おぉと思わず普段めったにしない感想を差し上げたことがあります(笑)
もっとも、どちらかというと脚本家としての活動が世間には、評価されている方でしょうか。
たいてい、夏の終戦記念日頃に、この方の作品をドラマ化しています。今年もTVでやるのかな?もし見かけたら、ご覧になってみてください。有名なドラマで『寺内貫太郎一家』を書かれた方です、と言えばご興味がわくかしら。
お亡くなりになったのが若く51歳で、中国での飛行機事故だったと記憶しています。
中学の国語の先生が、この方のことを授業中「もっと作品を書いてほしかった人です」と、ぽろりとこぼしていたのを覚えています。
その後、高校でふと手に取ったのがこの方の作品でした。どの作品かは忘れてしまったのですが、戦中戦後と時代も古くとっつきにくい時代が書かれているのに、何の苦も無く読むのに夢中になりました。図書館にある作品をすべて読んで、中学の先生の言葉を実感したものです。
で、大学進学してから、その大学が彼女の出身校だと知り、中高大と不思議と縁を感じて親しみを(一方的に)もっている方です。
エッセイなども、戦争の影響を受けた昭和時代を描かれています。特に、典型的な亭主関白の父親の姿はあの時代らしさなのか。色々と好きに生きた父親だったようですが、不器用ながら家族を大切にしている姿も描かれていました。
私の印象に残ったのは、疎開に行った末の妹さんが病気になり戻ってきたとき、恥も外聞もなく泣いて抱きしめたという姿です。どの本に載っているのか忘れてしまったので、もしご存知の方がいれば教えてください。時々読みたくなるんですよね。
ちなみに、菜花が一番好きなのは実は小説でもエッセイでもなく、『向田邦子の恋文』です。実はこれは向田氏が書き綴った恋文を妹さんが纏められたものです。向田氏は生涯独身だったのですが、その理由がこの本からわかります。まぁ好きな理由はそういう下世話な好奇心ではなく、ただ書き綴られた恋文から感じ取れる向田邦子氏のお人柄がすごく素敵だなぁ、としみじみ感じるからなのですが。
この本をもとにテレビドラマ化(主役:山口智子)したこともあるので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
もし、ご興味がわいたようでしたら一読してみてはいかがでしょう。
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