『雨降れば』のあ
『雨降れば』のあ
あのつく作家として一番に思い浮かぶのは、アガサ・クリスティーです。しょっぱなが外国人ミステリー作家かよ、ということは置いておいて(笑)
出会いは中学2年の学校の図書館に置いてあった新潮文庫の緑色の表紙。そして好きな作家を買い集めるという行為を菜花が初めてした作家さんです。最初は新潮文庫の緑色の本を買い集め、まだ他にないのかと探して、早川ミステリー文庫に80冊以上著作が出ていることを知り、中学から大学まで数年をかけて買い集めたものです。それでも全文庫は手元にありませんが。戯曲集とかは買ってないので。
ちょっと大きな書店でしたら、赤い背表紙の本が棚を1~2段占領している光景を見たことがあるかもしれません。菜花の本棚も1段分はアガサ・クリスティーに占領されています。
読んだことはなくても、『そして誰もいなくなった』という作品名なら聞いたことがあるんではないでしょうか。そして彼女が作り出した有名な探偵では、灰色の脳細胞のエルキュール・ポアロ、揺り椅子に座るミス・マープルがあります。
お勧めの本は上げるときりがないのですが、入門編としては、前述しましたが『そして誰もいなくなった』あたりはどうでしょう。ポアロもミス・マープルも出てきませんが、読み応えはあります。マザー・グースの童謡の詩の通りに、殺人がおき、最後には題名と同じように誰もいなくなってしまいます。クリスティーが人間の心理を巧みに描いていった作品の1つです。
もっと気軽に読むのでしたら、短編集の『火曜クラブ』これはミス・マープルが出てくるものです。ただ、派手なアクションなどはありませんので、そういったものがお好きな方には物足りないかも。他に『オリエント急行殺人事件』『ABC殺人事件』などが有名でしょうか。こちらはポアロが活躍しています。ポアロの登場する本を読む場合は『カーテン』は絶対最後にお読みください。ポアロ最後の作品ですので。
短編でも長編でも、ミステリーとしてはすばらしい作品ばかりです。作風もビクトリア朝時代の名残を残したイギリスから、古代文明を舞台にしたミステリーを書いたりと多岐に渡ります。イギリスで親しまれているマザー・グースを取り入れた作品も多く発表されています。ちなみに、イギリスではマザー・グースとは言わず、ナーサリー・ライムというのが主流だそうです。
菜花の好きな作品は『パディントン発4時50分』『スリーピング・マーダー』『忘れられぬ死』最初の2作はミス・マープルものです。
どの作品も秀逸ではありますが、人によっては無駄に長いと感じるかもしれません。クリスティーはミステリーの謎解きに主眼を置くのではなく、人間を書く人です。作中には人と会話する場面がたくさん出てきます。登場人物がどんな人間か、癖、ささいな行動、そんなところから謎解きをしていきます。イギリスで有名なもう1人のミステリー作家、コナン・ドイルとは違った作風です。
イギリスではクリスマスにはクリスティーをと言われていた時期もあったとか。丁度、クリスマス時期にクリスティーが新作を発表していたそうです。イギリスではとても愛されているミステリー作家です。
作品の質と量を見れば、彼女がミステリーの女王といわれることを疑問に思う人はいないでしょう。
あのつく作家として一番に思い浮かぶのは、アガサ・クリスティーです。しょっぱなが外国人ミステリー作家かよ、ということは置いておいて(笑)
出会いは中学2年の学校の図書館に置いてあった新潮文庫の緑色の表紙。そして好きな作家を買い集めるという行為を菜花が初めてした作家さんです。最初は新潮文庫の緑色の本を買い集め、まだ他にないのかと探して、早川ミステリー文庫に80冊以上著作が出ていることを知り、中学から大学まで数年をかけて買い集めたものです。それでも全文庫は手元にありませんが。戯曲集とかは買ってないので。
ちょっと大きな書店でしたら、赤い背表紙の本が棚を1~2段占領している光景を見たことがあるかもしれません。菜花の本棚も1段分はアガサ・クリスティーに占領されています。
読んだことはなくても、『そして誰もいなくなった』という作品名なら聞いたことがあるんではないでしょうか。そして彼女が作り出した有名な探偵では、灰色の脳細胞のエルキュール・ポアロ、揺り椅子に座るミス・マープルがあります。
お勧めの本は上げるときりがないのですが、入門編としては、前述しましたが『そして誰もいなくなった』あたりはどうでしょう。ポアロもミス・マープルも出てきませんが、読み応えはあります。マザー・グースの童謡の詩の通りに、殺人がおき、最後には題名と同じように誰もいなくなってしまいます。クリスティーが人間の心理を巧みに描いていった作品の1つです。
もっと気軽に読むのでしたら、短編集の『火曜クラブ』これはミス・マープルが出てくるものです。ただ、派手なアクションなどはありませんので、そういったものがお好きな方には物足りないかも。他に『オリエント急行殺人事件』『ABC殺人事件』などが有名でしょうか。こちらはポアロが活躍しています。ポアロの登場する本を読む場合は『カーテン』は絶対最後にお読みください。ポアロ最後の作品ですので。
短編でも長編でも、ミステリーとしてはすばらしい作品ばかりです。作風もビクトリア朝時代の名残を残したイギリスから、古代文明を舞台にしたミステリーを書いたりと多岐に渡ります。イギリスで親しまれているマザー・グースを取り入れた作品も多く発表されています。ちなみに、イギリスではマザー・グースとは言わず、ナーサリー・ライムというのが主流だそうです。
菜花の好きな作品は『パディントン発4時50分』『スリーピング・マーダー』『忘れられぬ死』最初の2作はミス・マープルものです。
どの作品も秀逸ではありますが、人によっては無駄に長いと感じるかもしれません。クリスティーはミステリーの謎解きに主眼を置くのではなく、人間を書く人です。作中には人と会話する場面がたくさん出てきます。登場人物がどんな人間か、癖、ささいな行動、そんなところから謎解きをしていきます。イギリスで有名なもう1人のミステリー作家、コナン・ドイルとは違った作風です。
イギリスではクリスマスにはクリスティーをと言われていた時期もあったとか。丁度、クリスマス時期にクリスティーが新作を発表していたそうです。イギリスではとても愛されているミステリー作家です。
作品の質と量を見れば、彼女がミステリーの女王といわれることを疑問に思う人はいないでしょう。
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