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地の最果てには、陽の沈まぬ国があるという。ならば海の先には何がある?
『雨降れば』のめ
『雨降れば』のめ

・・・めって、いないわぁ~始めて2人目で詰まったか?
う~ん、少々変則ですが、田中メカ氏を取り上げましょうか。メカのめ、ということで。

主に白泉社のLALAで描かれている漫画家さんです。一時期、GHサイトのBlogで『キスよりも早く』が話題になったことがあるので、ご存知の方も多いのではないかな。
菜花が一番最初に読んだのは『お迎えです』あの世からのお迎え(GSG)でシリアスかと思いきやコメディで、でも最後にはほろっとくるお話。もともとが死んだ人間(幽霊)を迎えに来て、その霊の思い残しや遣り残したことが話の主軸にくるから、暗く辛い部分もあるけど、最後は笑えたりちょっぴり泣けたり、お勧めの一品。菜花のお気に入りは、主人公の円が好きな人(死んでしまってます)にあの世に会いに行く回。ま、内容を聞けばわかるように最終話ですが。その話の始まりに、たしか『花火が終わらない』(正確かどうかはちょっとわかりませんが・・・今、本が手元にないの)というモノローグがあって、叶うことのない恋心をうまくあらわしているなぁと思いました。
田中氏はちょっとしたセリフがうまいな、と思います。他の作品で、『天然パールピンク』というのがあるんですが、女の子から積極的に好きな人に向かっていくんだけど、『好きにならなくてもいいから、私を見て』ということを言うのです。(セリフはうろ覚え・・・)好きな人に好きになってもらいたいという思いはあるけど、誰かの身代わりや自分を見て他の誰かを思い出して欲しくない、そんな純粋な女の子の思いに感じました。
こんな風に田中氏の作品にはぽつぽつと落とすように、所々にはっとする、心に真っ直ぐ届く、そんな言葉がちりばめられています。

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