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地の最果てには、陽の沈まぬ国があるという。ならば海の先には何がある?
『雨降れば』のれ
『雨降れば』のれ

れ・・・、れれれのおじさん(笑)
れから始まる人がちょっといないので、今回も変則的に清水玲子さんを。玲子のれということで。
白泉社系の漫画家さんです。こんな説明は必要ないほど、ご存知な方のほうが多いでしょうが。
この方ですと『月の子』『輝夜姫』が有名どころでしょうか。初期の頃からファンだという方はジャック&エレナシリーズとかお好きでしょうか。このシリーズはカップリングというか、恋愛面の方で菜花の好みではなかったので余り嵌りませんでしたが。『竜の眠る星』は好きです。
菜花が清水氏の作品に嵌ったのは『月の子』にでした。これは人魚姫をモチーフにした作品でしたが、うまく現実世界で起きた出来事に絡めて、そして最後には”今の地球”とは違う未来を、掌ですっと救い上げたような作品です。
『輝夜姫』は途中まで読んでいたのですが、途中で挫折(苦笑)あまりに話しがグローバルになってしまうと、脳みそが追いつけないのです~(お馬鹿さん)まぁ、そこまでのめり込むほど好みの話しではなかったのですが(失礼)でも一場面だけ、すごく印象に残っているものがあります。双子の少年で片方が臓器移植のためだけに機械で“生かされて”いるところをその片割れが見た場面。「いっそ殺せ!」と叫ばせた残酷なシーンはすごく心に残っています。菜花にはこの作品は人の感情、特に『怒り』や『憎悪』というものを扱っているような印象があるんですが、人間が誰かを憎悪することに、すごく説得力のある所だなと思いました。
他ではMAGICとか、短い話ですけど好きです。最近では『秘密』とか良いですね。科学的な視点と人間心理を上手く織り込んだ、緊迫感のあるストーリーが面白いです。
清水氏のお話はどれも骨格がしっかりしていて、奥行きのある作品といえば良いのか、恋愛重視ではありませんが、読み応えがあります。初期の作品と最近の作品の雰囲気は違いますが、その違いを感じるのもまた一興かと思われます。いずれにしても、清水玲子という骨子は一貫して同じではないでしょうか。


そういえば、れれれのおじさんはあんな顔(失礼な)をしていて子沢山だそうですよ。子供がたくさんいすぎて、家から出すのに毎日ほうきではき出していたそうです。その沢山の子供が成人して巣立ったあとも癖が抜けず、今では道を掃いているんだそうですよ~
お粗末でした。
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