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地の最果てには、陽の沈まぬ国があるという。ならば海の先には何がある?
番外 氷室冴子氏
6月6日に氷室冴子氏(享年51歳)がお亡くなりになったという訃報を知りましたので、番外として、氷室氏の作品に触れたいと思います。

氷室冴子氏の作品に初めて触れたのは、『なんて素敵にジャパネスク』でした。それも原作の小説ではなく、漫画のほうでしたが、漫画化されていても、作品の面白さは少しも損なわれていませんでした。
当時、コバルト文庫ででていた小説の挿絵は、作品選びに挿絵の要素も多分に含んでしまう菜花には苦手な絵柄だったのですが(苦笑)、漫画のイメージから最初に嵌ったおかげで、挿絵のイメージに左右されず、作品の面白さを求めて小説を買うことが出来ました。
氷室冴子氏×山内直美の作品は全て読みました。ジャパネスク以外は漫画のみでしたが。小説は、書店に並んでいたのをパラ見したかどうか・・・。あんまり良く覚えてないんですけど(苦笑)原作小説が売ってたのかも忘れてしまいました。ジャパネスクが連載されていた時期でしたから、もう古いものはなかったのかな。コバルト文庫は回転が速いから。
とりあえず、漫画は『雑居時代』『蕨ヶ丘』『ざ・ちぇんじ!』は楽しくて、何度も読み返しました。
特にお気に入りは『ざ・ちぇんじ!』で、もとネタになったという古典作品『とりかえばや物語』まで読むほどでした(笑)面白かったですよ。
そういえば、漫画家の山内直美氏は同人で悪霊をやっていたことがありましたね~小野氏の『緑の我が家』の挿絵を描かれています。
閑話休題
スタジオジブリでアニメ化された『海がきこえる』も、等身大の女の子が書かれていて、大人になりきれない、でも自分では精一杯大人のつもりの少女で、共感した覚えがあります。
思うと、氷室氏って、頑張る女の子を書くことがとても上手な方でしたね。時代背景や、その女の子の性格によってその頑張り方とかは違いますが、皆、諦めずに頑張っていました。

『銀の海 金の大地』シリーズ、ずっと続きが出ないかなぁと、待っていたんですが、もう出ないんですねぇ・・・。
悲しい。他に言葉が出ません。


氷室氏のご冥福をお祈りいたします。
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