・・・2周年のごあいさつしてない、のは気付いてたんだ。気付いてたのよ~でも更新するものがないから、言うにいえず。・・・・・・(凹)
そのうち適当に日付を誤魔化して、ごあいさつ文上げてても、ぬる~く笑って見逃してくださいね。
新年初で、こちらもサイト紹介を、と思うのですが。
今日、ご紹介するサイトは、紹介するかしないかでずっと迷っていたサイトです。
別にアダルト色が強すぎる、とかいうものではなく、普通に恋愛小説系サイトです。Hな描写もあるけど、重視されるのは恋愛部分で、社会人同士の恋愛物も多く扱ってるので、感情移入しやすいほうだと思います。更新もコンスタントにされてるし。
菜花も最初は、種類も多いし、更新も早いしで楽しんでたんですが、とても残念なとこに気付いてしまい、現在は微妙な感じ。
実は、複数の作品を読んでいて気づいたのですが、登場人物の言葉遣いが全て同じになる、んですね。女性の会話部分の。負の部分や、落ち込んでいたキャラが、強気にポジティブな方向に変わっていくのはいいのですが、そうなればなるほど、口調が全て同じになっていくのがどうも。
「・・・くれ」「・・・なんだ」「・・・なれ」とかいうある意味男前な語尾に。
会話部分だけでキャラがわかるGHを好きな身としては、この語尾が出てくるたびに、没個性に感じてしまって、段々ときつくなってしまいました・・・。しかも女性キャラだけでなく、男性キャラもそうなるんですよね~最近では、この語尾が出てくるたび、ブルータス、お前もか!?って感じ。
で、これ以上はまめにチェックして頻繁に幻滅するより、たま~に思い出した頃に見にいって気に入っていた作品の続きを楽しみにした方がいいんじゃないかと、こちらで紹介して、お気に入り削除しようかと。お気に入りに入ってると、どうしてもサイトを見に行っちゃうんですよね~堪え性のない大人です。
備忘録な感じで申し訳ありませんが。
気にしない人は気にせず、楽しんでください。社会人で恋愛小説好きなら楽しめるサイトのはずですから。
『Happy Endは終わらない』
http://moeruasagiri.web.fc2.com/index.html
菜花のお気に入りの作品は、『ひとり三昧』、『恋は少しだけ遠まわり』、『恋するセピア』です。
特に書くことはないので、さっさとサイトご紹介に移りましょう~
え~、当然ながら、こちらでご紹介するサイトは18歳未満閲覧禁止のサイトとなります。見るときは自己責任で、ご覧下さい。
あ、それから、ご紹介しているサイトは、エッチな写真やリンクがベタベタ張ってあったり、もろアダルト!!というサイトではありません。ご安心ください。
『dark_deep_blue』
http://www.geocities.jp/dark_d_blue/
内容はけっこうがっつりなエッチシーンがありますが、シリアスな部分は心理描写が巧みで、コメディのところもあったりと、文章の上手いサイトさんです。
菜花のお気に入りは、『BLACK HEART』です。コメディ色が強いので、楽しんで読んでます。それだけではないようですが、今後の展開が楽しみな作品です。小説ではないのですが、画廊に読者様からプレゼントされた絵が数多く掲載されていて、その中でもA様が描かれている同シリーズのキャラ絵が垂涎物です。ぜひ、ご覧下さい。これぞ、眼福。うらやましい・・・。
他には、シリアスですが『秘密の部屋』、会話シリーズも。ただし、どちらもレイプ描写があったりしますので、嫌いな方はご注意ください。
『Camellia Japonica』
http://cj.saloon.jp/tubaki/
ここの作品は、カップルが入り乱れてたりするので、特定のカップリングじゃないとダメ、という方はご遠慮ください。描写はとても濃いです。BL要素、近親相姦要素ありです。根底に愛はありますが、レイプ描写もあったりします。
菜花のお気に入りは『立待月の家』、『Inc.』です。登場人物は多めですが、それぞれ紹介ページがあり、さらに各キャラごとのアイコンがあって可愛いです。拍手は、登場人物達のイラストが掲載されています。
シンプルですが、雰囲気があって個人的に好きなサイトデザインです。サイト名の通り、椿をモチーフにされています。また、『西園寺異聞』の中に『Camellia Japonica』という作品がありますので、これがこのサイトの由来なのだと思います。
さて、ご紹介します。
当然のことながら18歳未満禁止のサイトです(一応、自己申告とはいえ選別してますので、ここをご覧の方の中にはいないと思いますが)リンク時には明記する事、というサイトもありますので書かせて頂きます。
『Cheerful!』
http://cheerful.sakura.ne.jp/
菜花のお気に入りは『DEAR.XXXX』、今連載中の『PW』です。もっともまだ『PW』はR指定のお話ではありませんが(そのうちなるらしいです)それを差し引いても面白いです。読んで損はないかと。しかも、いい男がいっぱい(超重要)
あと逆ハーレムものがいくつかあります。そういうお話は複数でやってたりしますので、苦手な方はご自身で回避してください。ちなみに『DEAR~』も逆ハー(笑)
シリアスなお話もありますが、基本的に明るいお話しが多いです。
『Love Individualism』というお話も好きだったのですが、Novelページからは現在消えてます。修正の為下げられたのか、ちょっとその辺確認し切れませんでした。ご興味のある方は、NovelのTOPにある初めての人への『どれから読もうか迷った時。』から現代物にリンクがありました。これは生きてるようです・・・。
18禁のない作品もありますが、文章力のある方ですのでどの作品も面白いです。
あと、このサイトの管理人様が原案・シナリオを担当したオンラインゲームが最近完成しました。『CHOICE』という、15禁のゲームです。異世界召還物といえばよいのでしょうか。興味のある方は、このサイトのBlogからいかれるか、以下のサイトをご覧ください。前述のゲームは無料です。この手のゲームは初めてやりましたが、結構面白かったです。選べるのは2人ですが、盛り上がる部分がそれぞれ違うので、1人をクリアした後でも、残りの1人のルートを楽しめました。
『amoroso』
http://a-mo.sakura.ne.jp
他にも1つ、管理人の方がシナリオを作られたオンラインゲームがあったのですが、現在は下げられています。そのうちNovel化してサイトに掲載するという話です。菜花はこのゲームはやったことはないのですが、おまけの小説が好きで読んでました。現在読めなくなってしまって、がっかりしてます・・・。
表でやったサイトご紹介。裏ではがっつりR18のサイトをご紹介します。当然、18歳未満禁止ですが、当Blogをご覧の方にいるはずがありませんよね(にっこり)自己申告とはいえ、18歳未満はここをしらないはずですものね。
作品のご紹介も兼ねるので、一度に2サイトづつくらいでいきましょう。それでも紹介するにはビミョウなサイトもあるので全部は無理ですが・・・。ふふふ、その辺、突っ込んじゃいけねぇよ。
『Are you in love with someone?』
http://kikimijyu.blog.shinobi.jp
Blogサイトです。どの作品も好きなのですが、何より新作の更新速度の速さが素晴らしいです。スピードがあるうえに、内容が中だるみになり過ぎないので、読み応えがあります。
菜花のお気に入りは『君が好きだから』、『星と宇宙』、『Uniform』とかです。Rの描写はそれほどがっつりではありませんが(笑)お話自体が楽しめるサイトです。表の紹介でも良かったかな?とも思いますが、一応入り口にお断り文があるのでこちらで紹介。
作品数もあるので、ご自分のお好きなお話をお探しください。かく言う菜花も、全部読みきってなかったり(苦笑)長編が多いので、なかなか時間がね・・・。
『白のかはたれ、黒のたそがれ』
http://greenbeetle.xii.jp/
菜花のお気に入りは『撞着する積木』です。ちょっとレイプ描写が入りますので、レイプから始まる恋愛というのが嫌いな方はご遠慮ください。最終的にはハッピーエンドになりますので、その辺はご安心を。そしてこちらはがっつりR18です(笑)教師と生徒ものがお好きな方はお勧め。
長編が多いので、読むのは大変かも。菜花も一番長いのは飛び飛びで読んだだけです(ダメじゃん)というか『撞着~』にがっつり嵌ってて、他に目がいかなかったというのが正直なところ。
最近の新作『薄紅まといて(非18)』はもう少し書き込んでくれたらよかったかな・・・?、と思いましたが。基本的に文章力のある書き手さんですので、どの作品も読んで損はないです。
ここで書くのもおこがましい気がしますが、手塚治虫氏を。
巨匠ですね。PCに『おさむ』といれてちゃんとデフォルトで『治虫』の漢字登録があるのが、有名の度合いを表している気がします。
説明の必要はないんじゃないかと思いますが、ただ作品数が多いだけに、どれから手をつけたらいいかわからないという人もいるんじゃないでしょうか。
菜花が一番最初にこの方の作品に触れたのは、コミックではなくアニメだったんじゃないかな、と思います。鉄腕アトムとか、その辺。
コミックですと、『リボンの騎士』です。女の子だと、王道な入り方かな?
ただその『リボンの騎士』、小学校の図書室にハードカバーのコミックがあったんですが、もーぼろぼろで(苦笑)全ページそろってなかったんですよ。それでも必ず本棚にあるわけじゃなく、大抵誰かが読んでるんです。で、運よくそれを読んでいると、次に貸してねって子がいる。今考えると、すごいなぁって思います。全部そろってなくても、それでもいいから読みたいって思う、思わせる魅力がある作品です。
きちんと全編読んだのは、大分後です。大学生になってから?もしかしたら、社会人になってたかも。それでも十分面白かったです。
他に読んだのは、『ブラック・ジャック』、『火の鳥』、『アドルフに告ぐ』です。これは高校の図書館に文庫があったんですね。で、その流れで。
『アドルフに告ぐ』は、ちょっと難しかったですね。
というか、菜花にこの作品を読む覚悟がなかった。単に暇つぶしの為に手に取ったので、もうちょっと意識をして読めば面白かったのかも、と思います。内容としては、ナチスドイツが幅を利かせていた、理不尽な時代に生きる人の否応なく翻弄されていく人生。この作品を読もうと思われた方は、きちんと作品に向き合って読んだ方が、色々感じることが出来るでしょう。
『ブラック・ジャック』はピノコの「あっちょんぶりけ」が好きなんですよね~可愛い。
男の人の方が受けがいい作品かな?とは思いますが、面白いですよ。医師の資格を持っていただけに、専門的な知識が豊富です。土台がきちんとした上で、いろんな人間の人生が絡んできて、読み応えがあります。
『火の鳥』は読もうと思ったときが読み時です。
小説や、漫画は、今読むからこそ面白い、というものがあります。高校生だったから純粋に読めたけど、社会人になって改めて読み直したら、アレ?ってこと、経験ありませんか?
ですが『火の鳥』はいつ読んでもいいと感じました。小学生でも、高校生でも、社会人でも。そのときの自分なりの視点で、その時の感性で、楽しめる作品だと思います。
だからまだ読んだ事のない方は、読みたい、読んでみようと思ったときに、読んでみてください。
けから始まる名前の方を思いつかないので、斎藤けんのけということで。
多分、ご存知の方も多いと思いますが、白泉社系の漫画家さんです。新人ではないけれど、不動の人気を築いているかといえば、あともう一歩足りないかな?的な人です。この所感はあくまで菜花の印象ですので、不快に思われた方はご容赦くださいね。
菜花が好きなのは『花の名前』、『with!』です。他にもコミックが出ていましたが、そちらはちょっと今一かな~?あくまで個人の好みなので、お好きな方もいるでしょうが。短編集は初期のものということもあり、少々つたない感じがあり、もう1冊は真面目に読んでないんですが(すみません)ちょっと描かれている設定やら感情が上手く馴染めなくて、しらっとしてしまいました。
なんとなく感じたんですが、共通してちょっと不幸な女の子が出てきますね。幸せいっぱい!な感じの子よりも、どっか陰を持った子を描くと上手いと思います。その不幸な部分と、ストーリーが上手く合わさると良いと思います。『花の名前』なんかは、もろにそれですね。下手すると主人公が不思議ちゃん?になっちゃいそうなところもありましたが、闇の部分も出て、それが良い感じに作用して、引き込まれました。
『wiht!』は死にネタが出てきて、どう落とすのかな?と考えていたんですが。ちょうど良い感じに終わらしたような気がします。あんまり引きずり過ぎても、お話が間延びした感じになってしまうし、かといって無理に終わらせようとすると中途半端で後味が悪くなりそうですしね(なにせ人死に出てるし)
・・・褒めてるのか、貶しているのかわからない内容になってしまった。うふふふ~笑ってごまかせ。
でもお勧めです。これからの作品に乞うご期待。出来れば、影を持ったような子が主人公だとさらに期待大。
わというと、わかつきめぐみさんでよろしいでしょうか。
この方、漫画家歴は長いと思うのですけど、あまり派手な作品はないので、知名度がどの程度高いのかわからないのですが。多分、菜花と同年代か、それより上の年代の方ならご存知の方が多いかもしれません。一応、白泉社系の作品が多いようです。
菜花が読むきっかけになったのは、『So What?』です。大学のときに、文庫になっていたのを買ったので、雑誌に連載中のことは知りません。作品としてはSFなんですけど、異世界ものでもあって、でも現代ものでもあって、下手な漫画家さんでは分けのわからない内容になりそうな設定を、ごくあっさりと日常のお話にしたものです。
このふんわりとした、でもただの夢物語ではない雰囲気に魅せられて、何度も読み返しました。
この作品をきっかけに、そのほかの作品を読み漁りました。その時は文庫になっているのが前述の1作品だけだったので、古い作品は全て古本屋で買い集めました。菜の花屋の名前の由来になった『菜の花や 月は東に 日は西に』の句を知ったのもこの方の作品からです。
菜花の好きな作品をざっと上げると、『きんぎんすなご』、『夏目家の妙な人々』、『鶉山の主様』、『言の葉遊学』です。
『言の葉遊学』はストーリーのある漫画ではないのですが、作者が辞典で調べた言葉を紹介していくもので、言葉って面白いんだなぁと感じます。
つと言えば、津田雅美でしょう。
『彼氏彼女の事情』が代表作であり、一番の人気作でしょうか。アニメにもなって、花ゆめの作品ですが、男の子も知っていたりしますよね。アニメの監督がエヴァを手がけた人だと言うこともあるかもしれませんが。菜花は生憎、アニメは見ていないのでそちらの感想はいたしません。
21巻も続いたお話で、途中で絵柄が変わったりとありましたが、嫌いな変化ではなかったので良かったです。ただ変化後かな?雪野と総一郎がそーいう関係に(健康な高校生ですものねー(笑)なったとき、絵柄の雰囲気的に、ちょっと首を傾げたかな。内容と絵柄の雰囲気に齟齬を感じたのです。ま、菜花の印象だけですので、他の方はどう感じられたのか知りませんが。
登場人物も個性のある人たちばかりで、もちろん主人公の個性が飛びぬけているのですけど、それに負けることないくらい。また、個々の人物の人生にもところどころで触れていて、お話が停滞することなく楽しめました。個性もそうですが、色々な形の考え方、恋愛模様が描かれていましたね。
菜花が総一郎の実父が出てくるあたりが好きです。物語の山場で暗く辛いシーンも多いのですが、好きなエピソードが沢山あって、良いです。怜司のコンサートで一馬が歌いだしちゃったり、怜司が総一郎にウィスキーの味を教えているシーン、怜司とその兄総司が一緒にお酒を飲むところ。・・・全部お実父さん関連だわ(笑)うふふ~でも実父、もろ好みですのでしょうがない。苦しんで苦しんで、悩みぬいた末に望みを見出した人って、素敵です。
カレカノ以外でも、良い作品は多いです。ちょうどこの作品の前か、同時期くらいの『ブスと姫君』、『天使の棲む部屋』とか。雰囲気の違う作品ですが、好きで何度も読み返しました。
カレカノ終了後では、『eensy-weesnyモンスター』がお気に入り。それから今連載中ですが、『ちょっと江戸まで』
たまに、これはいまいち、と言う作品もありますが(苦笑)まぁ、これは個人の好みの問題なので仕方がないですが、どの作品も面白いです。菜花の好みの傾向としては、連載物になると気に入る率が高くなりますね。あとは短編でも、何人かの登場人物をそれぞれ中心に添えてシリーズのようにしたものとか。
この方の作品は、台詞だけでなく、絵の視点を変えることで色々な事を伝える事の出来るものですね。静止画のはずなのに、スピード感を感じさせるシーンとか。台詞がまったくなくても、ないからこそ伝わりやすい感情とか。すごく、上手に表現されます。
菜花は下手の横好きで文章を書いていますが、目に見える形で表現できる漫画っていいなぁ、と思います。
お久しぶりになりますね、雨降れ歌。
さて、みの作家さんは結構いて、しかもどれもお好きな方ばかりなので、1つに絞るのがもったいない気がするんですが。ここでは、宮部みゆき氏を取り上げさせていただきます。
菜花がこの方の作品を初めて読んだのは、大学のときです。これも確か、友人から進められたのかな?読むきっかけになったことも、どの作品を読んだのかも覚えていないのですけど(苦笑)でも、その本を読んでから、一気に宮部氏に嵌っていきました。
思えば、大学のときは一番、色々な作家さんに嵌っていますね。そして嵌った作家さんの作品を、書店および古書店を駆使して揃えまくった。・・・若かったなぁ~自分。そして勢いがあった。
宮部氏も例に漏れず、当時出ていた文庫は全部そろえたんじゃないかな・・・、と思います。作品が多くでていた新潮文庫だけでなく、文春文庫、創元推理文庫、PHP文庫とか、中にはあまりメジャーでない文庫で出ていた作品も見つけ出していました(笑)
ホント、よく見つけたなぁ~と自分で自分を感心します。だって、今のようにどんな作品が、どの出版社から出ているとか、ネットで調べるという手段を思いつかなかった頃ですから(ぅあ、年がばれる~)そんな時代で、どうやって本を見つけ出したかといえば、もうひたすら本屋の本棚を眺めていました。もしかしたら、もっと効率の良い探し方があったのかもしれませんけど、それ以外の方法を知らなかったので(苦笑)
そうやって、あ、この出版社から出ている・・・!とか。見つけたときの喜びは格別でした。また、宮部氏の文章が読めるって、喜び勇んで手に取っていました。
宮部氏、色々な受賞作品があります。上げていったら切りがないのですけど、有名どころだと直木賞とかでしょうか。
菜花の周囲の人気作品では、『龍は眠る』が人気でしょうか。きちんと統計を取ったことがないのですけど、好きと仰る人が多かったのはこれ。あとは『クロスファイア』。これは人気があった気がする。作品の分類としては、現代物の超能力物ですね。
宮部氏、現代物も時代物も、ファンタジー物も守備範囲が幅広いのですが、超能力物は特にお好きみたいです。現代物だけでなく、時代物でも超能力を持った登場人物を登場させています。ファンタジーは何をいわんや、ですね。
菜花が好きなのは『レベル7』です。登場人物の2人が目覚めるところのシーンが、記憶を失っているのですけど、なぜかその意識を取り戻す部屋が白い印象を受けるんです。壁紙が白で、光も白くて、白以外の色ももちろんあるんですが(床は普通にフローリングのイメージ)でも、全体の印象が白。記憶を失った2人を象徴しているようで、すごく印象に残っています。それ以外の部分も好きですけどね。何度も読み返しました。
『火車』はちょっと怖いというか、悲しい女の人が出てきます。主軸に動く人は、ごく地味な人なんですけどね。段々と浮き彫りにされていく女性の姿が・・・。
直木賞受賞作品の『理由』は色々な人の視点が出てきます。視点、というより考え方?人間がいかに自己に都合よく記憶を弄ってしまうか、を感じさせる作品だと思います。心理描写がたくみです。
作品の雰囲気としては同系列じゃないかと思うのが、『模倣犯』です。これは、さらに多数の人の視点と、考え方、そして心理描写が書き込まれた作品です。読むときは、ちょっと覚悟を持って読んだほうがよろしいかと。菜花は読み終えたとき、ちょっと疲れました(苦笑)そして、どうしてこんな話が書けるんだろうって思いました。菜花は弱い人間なので、ここまで人間を直視することが出来ない気がします。
似たような感じで、『R.P.G.』というのがあります。あそこまで綿密に書き込まれていないんですけど、結末は見た目や世間の認識とは違う、人間の怖さを知ります。
気楽に、楽しく読める作品もあります。『ステップファザー・ステップ』がそうです。面白いですよ~これは菜花のお気に入りで、何度も読みました。お神酒徳利のようにそっくりな双子の男の子と、泥棒の男性が出てきます。笑えるので、楽しい気分になりたい人にはお勧め。
それから、『地下街の雨』という短編ですが、ちょっと恋愛にミステリーを絡めたお話がよいです。最後にほっとできるのが好きです。
次に、時代物。
正直、宮部氏の作品の中では、時代物が一番読みやすく感じます。柔らかな筆致が、菜花の好みに合うようです。長編、短編、色々あるのですが、今もすごく印象に残っている作品が『幻色江戸ごよみ』の最後にある、『紙吹雪』。女中の女の子が冬に屋根に上っているシーンがあるのですが、着物のすそから覗く白い足首に寒さで赤くなった踵というイメージが、すごく脳裏に残っています。なぜか、彼女の幸薄い人生を表しているようで。
超能力物もあって、霊験お初捕物控シリーズがそうです。江戸時代の雰囲気を壊さず、うまく超能力をもった少女が出てきます。
超能力は出てきませんが、幽霊の出てくる作品もあります。『あかんべぇ』は、読んでるとお腹がすきます(笑)美味しい料理が食べたくなりました。それ以外にも、『ぼんくら』とか。お勧めです。
ファンタジーは、『ブレイブ・ストーリー』が有名でしょうね。映画化しましたし。最初、宮部みゆきでファンタジー?とか思いましたが、意外と楽しめました。映画の方は原作では死んでる人が生き残っててオイオイと思いましたが(苦笑)子供も見るから変更されたんでしょうか。主人公のワタルの声が松たか子で違和感あるかな?と思っていたら結構しっくり言って、逆に常盤貴子の声がまんま過ぎて「・・・」ってなりました(苦笑)
それ以外もありますが、菜花的には詰まらなくはないけど・・・う~ん?と言う感じです。この辺は、個人のお好みがあると思いますので、あまり言及はしないことにします。
もう、あげていくと切りがないですね(苦笑)どれも好きなんです、というしかありません。
人物描写、情景描写が巧みで、またその背景にある世界観もしっかりとしているので、読んでいてその世界に入り込みやすいです。きっちりと、職人のように練り上げたお話のようですが、だからと言って技巧に走るような作品でもなくて。
菜花はすごく好きな作家さんです。
なるべく次にきたときは、見た事のない背景画像、先人達の残した言葉に出会えることを目指して、ちょろちょろと変えています。
もっとも、半分以上自分の趣味ですが(笑)
でも、自分が楽しいから、好きだからじゃないとサイトは続きません。サイト運営でメシを食っているわけではありませんもの。一応、お仕事してますしね。社会人ですしね。その合間にやってるわけですからね。
勢いだけで何かをやるには、菜花は慎重で臆病なので、色々と趣味の癖に突き詰めて考えてたりします。誰もそこまで考えねーよ、バーカと思いますが、それも菜花の性格なのでしょうがない。
色々考えて考えて、自分のスタンスを作り上げるという事が好きというのもある。というか、そうゆう風にして骨子を作り上げていかないと、すぐに人の流言で右往左往してしまう。だから自分なりの考えにたどり着くまでは、あっちにふらふら、こっちによろよろ、見てる人からしたら歯がゆいばかりでしょう。
ですが、悩むゆえに菜花あり(笑)と思っていただいて、苦笑しつつお付き合いしてくれると嬉しいです。
今はBlogサイトや携帯サイトなどで、あまりにもお手軽にサイトが作れて、そして飽きたらあっという間に放置されていくので、一つくらい、こつこつ作っているサイトがあっても良いと思うのですよ。
いかーん、もう少しで1ヶ月経ってしまうところであった。
うーん、あまり書くこともないのですが、今、ちょっと著作権のことについて調べています。二次をやっているからには避けて通れない問題なのですが、またちょっと微妙なところを突っ込んでいってます。
最初はネチケのサイトを探していて、その途中で引っ掛かりを覚えたんですけどね。
今、引っかかっているのは、この(c)、サークルCやマルCとか言いますが、を書くと自分が書いた作品だけでなく、原作にも著作権の権利を主張していることになるというもの。それはAll rights reserved.も同じ意味を主張しているのだ、ということで、二次創作には絶対書いてはならない、というのですが。
んん?と首を捻ってしまいまして。
ちなみに(c)の正式な書き方は、(c)最初の発行年(西暦)・作成者名、の3点セットです。Copyright(c)~となっているものを多く見ると思いますが、人によっては意味が2重になっていて変だと言っています。確かに、意味合い的にはその通りですが(苦笑)、(c)はなんとなく記号のように感じるので、並べてもいいじゃん法的には無意味なんだしーと菜花は考えてます。ま、これは人の考え方次第だと思いますが。
話がずれました。
(c)2009 菜花 と書いたら、これは2009年に作られた、菜花が著作権をもってる作品ですよ~という意味で、製作年をさかのぼって、原作の著作権も自分のものよ!という主張になるのかな?と。
(c)2009 小野不由美 菜花 と書いちゃったらアウト!ですが。原作者の許諾を得て作った二次的著作物ってことになってしまうから。
その辺の意味のことを調べられたらな~とWebをあさってるのですが、コレというものが見つかりません。もっとも、当然といえば、当然なのですが(苦笑)
現行の著作権法からすると、(c)もAll~も、表記自体に法的意味はありませんからね。専門的に知ってる方からすれば、説明する必要を感じないのでしょう。
もともと著作権に対して、日本は無方式主義です。これは作品を作った時点で、何の主張もせずに作った人間に著作権が生まれます。これは元々ヨーロッパ等の大陸の思想で、1988年に著作権の国際的な条約としてベルヌ条約が出来ます。これに日本も締結しています。100年以上前のことですね。
が、実は20年くらい前まで、アメリカはベルヌ条約には参加していませんでした。無方式主義のま逆を行く、方式主義をとっていました。つまり作った作品に、自分のものだと権利を登録し主張しておかないと、アメリカ国籍の人には勝手に他人に使われちゃうよ~ってことです。著作権者の表示義務です。
著作権はその国の法律下で守られるので、日本国籍の人がアメリカで作品を公開したら、アメリカの法律で作品の権利が扱われます。著作権者として主張してないと好き勝手に使われます。
が、小さな国ならともかく、アメリカで作品の著作権を守れないのは困ります。
色々、正式に登録しないと大変、ということで、次に万国著作権条約ができ、(c)カッコに小文字のc・最初の発行年・著作者名の3点セットをしかるべき場所に表記しておけば、アメリカのような方式主義の国でも著作権が守られますよ~ということになりました。それが1952年のこと。
ですが、1989年に方向転換をしたアメリカは無方式主義のベルヌ条約へ参加しました。そして近年にいたるまでにほとんどの国がベルヌ条約に加盟するにいたります。してないのはほんの片手ほどの国。
ベルヌ条約と万国著作権条約の両方を批准している国は、ベルヌ条約が優先されます。つまり日本は何も書かなくても著作権が認められる、というか最初から日本は無方式主義です。(c)を書いてたのは、単にアメリカへの予防策。
なので現在、(c)を書くことに意味はないし、最初の発行年を書くのだから、その前に発行されている原作の発行年を書いたら駄目だろうけど、つまり原作の改訂版という意味になる、二次を作成した年を書いていればあくまで二次作品に対しての著作権であって、原作の著作権まで主張していることにはならないと思うのだけれど~???
ちなみに、All rights reserved.は、もともと日本では意味がなく、法的にも効力を発揮しません。(c)と違って、All~を表示しなければならなかった期間もない。これはアメリカ等の方式主義であった国が締結したブエノスアイレス条約に、All rights reserved.と表記することで著作権が認められるという条文があったから。
つまり、この条約に加盟していない日本ではまったく意味がない代物。
ちなみにブエノスアイレス条約加盟国は後にベルヌ条約又は万国著作権条約に加盟しているので、前法は後法に廃されるので、今は意味を持ちません。ごくごく一部で例外があるそうですが、気にするほど意味はない。
しかし、Allってあるから、二次創作にコレを書くと原作まで著作権を主張するという意味になると思ったのか~???
一応、この辺のことをざっと調べたから、菜花は書いてたんだけど・・・。今は良くわからなくなっちゃったから、削れるところだけ削ってますが。
二次創作では書いちゃ駄目!って言ってる人たちは、きちんとその辺のことを調べた上で意見なのかな?
わっかんないわ~誰か、法律的に専門に勉強をしたことのある方で、著作権について詳しい方いらっしゃらないかしら。
まぁ、著作権についてあまり詳しくない人が見て、二次創作のくせに著作権を主張するなんて厚かましい、と思う人もいるかもしれないから、書かないほうが無難かもしれませんが。うん、でも『二次創作のくせに』と思う方には、二度とサイトに来て欲しくないですね~
日本では二次的著作物にも著作権が認められていますので。確かに、二次創作サイトは著作権を侵害しているけどね、この辺を説明するとまた長くなるので割愛。ちなみに、アメリカでは二次的著作物には著作権は認められてません。
って、何を書こう?(オイ
時々ぽこぽこっと訪問者数が増えるのは、表の画像を変えたりすると裏も見てみよう、とか思ったりするのかしら?この間の裏の画像は長かったですけど、今回は変えました。前回のは鈴蘭だったけど、これは何だ。・・・花です(爆)
黒背景だと、花が艶かしくて、美しくて良いですね。・・・・・・苦しいな。
そのうち、余裕が出来たら雨降れ歌を・・・、と考えてはいるのですが、あれを1つ書くには結構時間がかかるのです。さら~っと適当に書いているように思われるでしょうが。人様の作品を批評するようなことを(悪意はなくとも)書いているので、間違ったことは書いちゃいかん、と色々Blogに載せる前に調べてたりします。ので、結構時間がかかってます。
余計なことかもしれないですが、うん、一応。裏のBlogは本当に限られた人しか目にしませんけど。表よりも私的な、内面をべろーっと出しちゃいますけど。Web上に載せちゃったからには公的な部分もあるので。
そういや、広告といえば最近のFCブログ。あのだらーっと長い広告、見辛いですね。無料?だからかな。にしても、あの広告は・・・。
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